よくいただくご質問と回答

塗装工事の内容のこと

下塗り塗装はなぜ重要ですか?

下塗りは塗装の土台で、とても大切な工程です。

1.外壁や屋根にしっかり密着させる「接着剤」の役割。

2.劣化した下地を固め、剥がれや膨れを防ぐ役割。

これがあるかないかで仕上がりの寿命が変わります。

お見積もり時には、ぜひ下塗りの種類も確認されると安心です。

\ 1分で解説! /

仕上がりを左右する「下塗り」の本当の役割とは?

こんにちは、共栄塗装店の橋本です。

今日は、外壁塗装の中でも もっとも大切と言っても過言ではない「下塗り」 についてお話しします。

完成後には見えなくなる工程ですが、実は 下塗りが塗装の寿命を大きく左右 します。


■ 見えないけれど“超重要”な工程

外壁塗装は基本的に、

下塗り → 中塗り → 上塗り

という 3 回塗りで仕上げます。

  ●中塗り・上塗り → 完成後も見える

  ●下塗り → 最終的には隠れて見えない

にもかかわらず、職人の間では

「下塗りを省くくらいなら、塗装自体をやらない方がいい」

と言われるほど重要なんです。


■ 役割①:上塗り塗料をしっかり密着させる“接着剤”

実は、上塗り塗料は耐久性には優れていますが、

  ●素材に直接密着する力が弱い

  ●そのまま塗ると剥がれやすい

という性質があります。

そこで必要なのが 下塗り材の「密着力」

下塗りを入れることで、

  ●剥がれにくい

  ●長持ちする

  ●ムラが出にくい

という、安定した仕上がりにつながります。


■ 役割②:傷んだ下地を固めて補強する“下地強化”

年数が経った外壁や屋根は、

  ●手で触ると粉がつく(チョーキング)

  ●表面が弱っている

  ●湿気で脆くなっている

といった状態になっていることがあります。

このまま上塗りをしても、

  ●剥がれ

  ●膨れ

  ●密着不良

の原因に。

そこで、下塗り材で

  ●弱った部分を固める

  ●吸い込みを止める

  ●場合によっては2回塗って補強する

という下地処理が必要になります。

この手間こそが、後々の耐久性を大きく左右します。


■ 見積もりチェックは「上塗り」だけでなく「下塗り」も!

見積もりの比較をされる際に、多くの方が 上塗り塗料のグレードだけ を見がちですが、本当にチェックすべきは “下塗り材は何を使っているか?”です。

  ●下塗りの材料名

  ●何回塗るのか

  ●状態に応じて変えるのか

これらを確認するだけで、仕上がりの安心感が全く違ってきます。


■ まとめ

  ●下塗りは 塗装の耐久性・仕上がりを左右する最重要工程

  ●上塗りを密着させる“接着剤”として働く

  ●傷んだ下地を補強し、剥がれのトラブルを防ぐ

  ●見積もりでは 「下塗り材の種類」も必ず確認がおすすめ

外壁塗装は「見えない部分こそ大事」。

丁寧な下地づくりが、美しく長持ちする住まいを支えます。

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