よくいただくご質問と回答
塗料について
必ずしも同じメーカーでなくても問題ありません。
下塗りは昔から信頼できる製品が多く、性能も安定しています。
ただし「安価な下塗りをどんな上塗りにも使う」というやり方はおすすめしません。
密着性が大事ですので、しっかり見極めて選んでおります。
\ 1分で解説! /
下塗りと上塗りは同じメーカーである必要はあるのか?
こんにちは、共栄塗装店の橋本です。
本日は、お客様からよくいただくご質問、「下塗りと上塗りは、同じメーカーのものを使うべきですか?」というテーマについてお話ししたいと思います。
■ 結論:必ずしも同じメーカーでなくても問題なし
外壁や屋根の塗装では、必ず下塗り → 上塗りの順番で施工 を行います。
メーカーは当然、「この上塗りには、この下塗りが推奨です」という組み合わせを用意しています。
ただし、私の経験上、メーカーが違っていても、適切に選べばまったく問題ありません。
■ なぜ同じメーカーでなくても良いのか?
● 上塗りは進化が早い
上塗り塗料は各メーカーが力を入れており、新商品が続々と登場します。
耐候性・防汚性・耐久性など、日々進化している分野です。
● 下塗りは “歴史と実績” が重要
それに対して、下塗り塗料は 大きな進化は少なく、長年使われている信頼性の高いものが多い のが特徴。
下塗りで最も大切なのは、上塗りとの密着性がしっかりしていること。
だからこそ、歴史があり実績のある下塗り材を選ぶことが安心につながります。
メーカーが違っても、密着性が確保できる組み合わせであれば問題ありません。
■ やってはいけない選び方
唯一やめるべきなのは、
❌ 「安いからこの下塗りでいいよね」という選び方
下塗りは 適材適所 が必須です。
安さだけで選んでしまうと、
●密着不足で剥がれやすくなる
●上塗りの性能を活かせない
●耐久性が著しく落ちる
といったトラブルの原因になります。
■ 最適な組み合わせを選ぶのは “経験と知識”
結論として、
●メーカーが同じである必要はない
●組み合わせの相性が合っているかが重要
●職人の経験と知識で最適な下塗りを選ぶことが大切
ということになります。
塗料はただ塗れば良いわけではなく、「何を、どこに、どう組み合わせるか」 が耐久性に直結します。
気になる点があれば、遠慮なくご相談くださいね。
それでは、本日も皆様、良い一日をお過ごしください。
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