よくいただくご質問と回答

工事中の生活のこと

塗装工事中は塗料の匂いがきついですか?

外壁には匂いが少ない水性塗料を使いますが、屋根や軒天には油性を使う場合もあり、その際は多少匂いが入ることがあります。

換気扇を回すと逆に室内に取り込んでしまうことがあるので、止めていただき、1階の低い位置の窓を少し開けると効果的です。

\ 1分で解説! /

塗装の匂いが室内に入ってきたときの対処法

こんにちは、共栄塗装店の橋本です。

本日は、外壁塗装のお客様からよくいただく「塗料の匂いは室内に入ってきますか?」というご質問について、分かりやすくお話しします。


◆ 水性塗料が主流なので、匂いはかなり抑えられています

現在の外壁塗装は、ほとんどが 水性塗料 です。

そのため、

  ●昔のようなツンとした匂いは少ない

  ●室内に強く広がることはほとんどない

という環境になっています。

ただし、

  ●屋根

  ●軒天(軒裏)

などは 油性塗料 を使うケースが多く、この場合は 一時的に匂いが入る可能性があります


◆ 実は…換気扇を回すと逆効果!?

塗料の匂いが気になったとき、多くのお客様が最初にされるのが、

👉 換気扇を回すこと

ですが、これは 逆効果 になるケースが多いです。

● なぜ換気扇が逆効果になるのか?

換気扇は、

  ●室内の空気を外へ出す

  ●外の空気を室内へ引き込む

という動きを同時にします。

つまり、

❌ 外に塗料の匂いがある → 換気扇を回すと匂いを吸い込みやすくなる

という流れになります。

実際に「換気扇を回したら、むしろ家中が塗装の匂いになった!」という声もいただきます。


◆ 正しい匂い対策はこちら

匂いが気になるときは、以下が効果的です。

① 高い場所の換気扇はOFF(例:2階のトイレ・24時間換気)

高所の換気扇ほど外気を吸い込みやすいので、一時的に止めるのがベスト です。

② 低い位置の窓を少し開ける

  ●1階の窓

  ●勝手口側の低い窓

など、「地面に近い窓」を開けて換気すると、匂いが上に抜けやすく、吸気も弱くなります。

③ 室内に“風の通り道”を作る

室内ドアを開けておくと、空気が流れるので匂いが滞留しにくくなります。


◆ 事前に窓の養生について相談できます

塗装中は塗料の飛散防止のため、

  ●多くの窓をビニールシートで養生

  ●昼間は窓を自由に開けられない

という状態になります。

ただし・・・

「夜だけ開けたい窓」
「匂い対策のため少し開けたい箇所」

などがある場合は、事前に言っていただければ“養生を外せる窓”の調整が可能です。

遠慮なくご相談ください。


◆ まとめ

  ●現在は水性塗料が主流で匂いは少ない

  ●屋根・軒天は油性塗料のため、匂う可能性はある

  ●換気扇を回すと逆に匂いを吸ってしまうので注意

  ●高い換気扇はOFFにし、低い窓を開けて換気すると効果的

  ●窓の養生は事前相談で調整可能

塗装期間中も、できるだけ快適に過ごしていただけるよう事前にお伝え・工夫して対応してまいります。

それでは、本日も皆様、良い一日をお過ごしください。

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