塗装全般について

塗料の希釈割合に関しまして

監修:1級塗装技能士 橋本豪紀(共栄塗装店代表)

こんにちは、共栄塗装店の橋本です。

塗料を薄めて使用することを「希釈」と言います。塗料の種類によって希釈剤が異なり、水性塗料には「水」、油性塗料には「シンナー」を使用します。今回は、私が実際に行っているオススメの希釈割合についてお話しします。

おすすめの希釈方法
〇1回目の上塗り:メーカー仕様の最大限まで希釈
上塗り塗装は必ず 2回 行います。その際、1回目の上塗りではメーカー仕様の最大限まで希釈剤を加えるようにしています。

例えば、メーカー仕様が 0%〜5% の場合は、5%まで希釈 します。

理由

下塗りと上塗りの馴染みをよくする
下塗りと上塗りでは異なる塗料を使用するため、馴染みやすくすることで剥がれにくくなります。
均一な塗膜を作る
適度に希釈することで、塗料がスムーズに広がり、美しい仕上がりにつながります。
〇2回目の上塗り:希釈なし(または最小限)
2回目の上塗りは 1回目と同じ塗料を重ねる ため、希釈を最低限に抑える(またはゼロ) ことが重要です。

理由

しっかりとした塗膜を作る
塗料の濃度を高めることで、厚みのある仕上がりになります。
密着性を向上させる
濃い塗料を使うことで、塗膜同士の密着が強化され、耐久性が向上します。
(例)メーカー仕様が0%〜5%の場合 → 2回目は0%で希釈なし

まとめ
✔ 1回目の上塗り → メーカー仕様の最大限まで希釈(例:5%)
✔ 2回目の上塗り → 希釈なし(または最小限)

この方法を採用することで、美しい仕上がり と 剥がれにくい強固な塗膜 を実現できます。