
外壁塗装について
「弾性リシン」とは?通常のリシンとの違いと塗り替え時の注意点
監修:1級塗装技能士 橋本豪紀(共栄塗装店代表)
「弾性リシン」とは?通常のリシンとの違いと塗り替え時の注意点
1. はじめに
新築時に、モルタル外壁の上から**「弾性リシン」**を吹付塗装することが標準施工となっている住宅メーカーは多くあります。
新築から10年以上経過し、「そろそろ塗り替え時期かな?」とご相談をいただくことも増えてきました。そこで今回は、「弾性リシン」の特徴と、塗り替えの際に気をつけるポイントについてご説明します。
2. 「リシン」と「弾性リシン」の違い
① 通常の「リシン」とは?
汎用的な水性塗料(アクリルエマルジョン)に、骨材(けい砂など)を混ぜた塗装材のことを指します。
表面がザラザラとした砂感があり、通気性に優れているため、塗膜の膨れや剥がれが起こりにくいという特長があります。
比較的安価な塗料で、昔から多くの建物に使われています。
② 「弾性リシン」とは?
通常のリシンに、アクリル系のゴムを加えたものが「弾性リシン」です。
弾力性があり、モルタルのクラック(ひび割れ)に追従しやすいため、表面にクラックが発生しにくいという利点があります。
新築時のひび割れ対策として多くの住宅メーカーが採用しています。
3. まとめ
「弾性リシン」は、通常のリシンに弾力を持たせた塗装材で、ひび割れを防ぐ効果があるため、新築時の外壁に多く使われています。
しかし、塗り替えをする際には適切な塗料の選定が重要です。外壁の状態に合わせて、弾性塗料の特性を活かしながら耐久性の高い施工を行うことが大切です。
塗り替えを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。適切な塗料選びと施工方法について、丁寧にご案内いたします。
「弾性リシン」塗り替え時の注意点と適した塗料選び
1. はじめに
通常の「リシン」は通気性が高いため、塗り替え時の塗料選びは比較的容易です。
しかし、「弾性リシン」の場合は少し話が変わります。塗り替えの際に適切な塗料を選ばないと、塗膜の剥がれや膨れが発生するリスクがあるため、注意が必要です。
2. 「弾性リシン」塗り替え時の注意点